ホーム > 日外協の活動 > 国際交流活動 > 日本語スピーチ・コンテスト優秀者日本招聘事業
日本在外企業協会(日外協)では、国際交流基金ほか国内外の関係諸機関および日系企業などの協力を得て、毎年秋に約1週間の日程で、ASEAN各国で開催される日本語スピーチ・コンテストの優秀者約10人を日本へ招聘している。
この事業の目的は、アジアの若者たちに、より多くの人々との交流を深め、日本文化、日本の社会を理解してもらい、日本と自国の架け橋になってもらいたいということである。
1986年に行われた第1回大会から2025年の第39回大会までに389人(男性127人、女性262人)を招聘し、スピーチ発表会・交流会を開催するほか、企業、学校などを訪問・見学、近郊観光などを実施している。
2025年は、ここ数年当該コンテストの開催がなかったベトナムでも現地関係者のご尽力によりコンテストが開催され、ようやく10カ国10人の来日が実現し、企業見学、日本文化体験、観光などのプログラムを実施することができた。ASEAN10カ国からの招へいはコロナ禍前の2019年以来6年ぶりとなる。10月9日(木)には日本アセアンセンターにて第39回日本語スピーチ発表会を開催。実際の会場への来場者は各国大使館の来賓など関係者や招待者のみでの開催となったが、前年に引き続きリアルタイムでオンライン配信するハイブリッド形式で開催したため、各国の関係者・参加者のご家族なども同時視聴することができた。
発表会における彼らのスピーチは日本語能力とプレゼンテーション能力の高さを実感させ、力強さと未来への希望を感じさせた。機会あれば多くの会員企業の皆さまにもぜひご視聴いただきたい。
優秀者の皆さんは1週間の研修プログラムを終え、10月12日に帰国の途についた。